ピュアライトのカウンセリング
心がモヤモヤしてやる気が出ない、心配な事が頭から離れずにスッキリしない、気持ちが落ち込み否定的なことばかりを考え、ますます落ち込んでしまうなど、お悩みや心の苦しさを感じているときに、心理カウンセリングを活用することは問題を解決したり軽減したりするための効果的な手段となります。
私たちは環境によってさまざまな影響を受けながら、それぞれが特有の経験を積み成長していきます。その過程で物事に対する考え方、捉え方、価値観などさまざまな考え方の癖や習慣が作られます。
お一人で悩み、解決策や今後の進む方向を考えていると過去の経験に基づいた考え方の癖や思い込みで「以前に失敗した方法だしこれは辞めておこう。」「この方向に進むのは自分には合ってないし無理だ。」「このやり方は絶対に正しい。」「この意見は周りの人に反対されそう。」と無意識に物事を判断している場合があります。私たちは過去の経験をもとにした一人ひとり独自の考え方の習慣で物事が起きた理由を考えたり、説明したりします。また何かを実行する時や選択をする時の基準になるのもこの考え方の習慣です。考え方の習慣はその時々の経験を一般化して自分にとっての常識にします。もともとネガティブな思い込みや考え方の癖がある場合、それを強化してしまいます。
例えば、
- ・やり始めた事を途中で投げ出した経験があれば、「どうせ自分は何をやっても続ける事が出来ないし、やらない方がマシだ。」
- ・仕事で普段はそれ程しないミスを一回しただけで、「またミスをした。私はいつもミスばかりだ。」
- ・友人から着ている洋服の趣味が悪いと一度だけ言われたことで、「私はどんな服を着ても似合わないし、やっぱりセンスが無いんだ。」
- ・頑張った試験の結果を両親から褒められなかった経験があれば、「私は能力がないから褒めてもらえるような成績が取れないんだ。」
一回あるいは数回の挫折やミスなどを「どうせ」「いつも」「やっぱり」と言うように一般化する事で自分の可能性を制限したり、自分はダメな人間だという思い込みを強化し自信を持てなくさせる場合もあります。
カウンセリングでは、これらのクライアント様にとっての無意識のうちにご自分の中の常識となっているような思い込みや考え方の癖などを含めて、そのお話を初めて伺うカウンセラーに対して自然とお話していただく必要が出てきます。「お一人で考えていた時には何となく見逃していたことを改めてご自身の言葉でお話される」ということがクライアント様にとって大きな気づきを得られる可能性を持っているものなのです。
また自信の欠如は多くの悩みや苦しみの原因となります。
自分に自信を持てなくさせる思い込みや考え方の癖は、幼少期の体験が関係していることがよくあります。お悩みの一例に「いつでも他人から認められ、評価されないと不安になる。」という問題があります。この悩みは幼い頃両親あるいは当時一番大切に思っていた相手から、「愛されていない、認められていない。」と感じたことがあり、その出来事で深く傷ついたことが原因のひとつとして考えられます。幼少期は誰でも無力で周りの大人から愛情を受けなければ生きていけない事を子供は生まれながらにして理解しています。子供が周りの大人、特に両親から認められなかった経験、愛情を感じられないような出来事があると自分を否定するような思い込みが生まれ、それによって人から気に入られることを第一に考えるようになります。
「人から認められないと不安になる。」という考え方は、人から認められると自分の価値を実感し、人から評価を受けなければ自分には価値がないと感じる思い込みから生まれています。自分の価値が他人の評価で決まると思っているので、いつでも他人の顔色が気になります。相手に気に入られようと言いなりになったり、自分を受け入れてもらうために自己主張ができなかったり、周囲の人の反応に一喜一憂して思い悩む事になります。思い込みにより自信を持てなくなることが原因となって、心に大きな影響を与えている問題は他にもたくさんあります。
お悩みや課題に強い影響を与える幼少期の体験や過去の出来事は、人の心の大部分を占める潜在意識の中に蓄積されています。潜在意識にはその他のすべての記憶も蓄積され、様々な感情とも結びついています。心の表面にあり自分でも認識できる意識を顕在意識といい、それは心の深層部にある潜在意識とはクリティカルファクターと呼ばれる壁とで仕切られています。潜在意識に蓄積された不安や恐れ、思い込み、ネガティブな感情は表面の顕在意識の部分では解消されたかのように感じていても、潜在意識の深層部で傷ついて癒されないまま苦しみ、辛さとして残っています。普段の生活の中でその辛い記憶や感情が表に出てこないように抑え込むためのエネルギーを大人になった現在でも常に使い続けています。解消されないままの辛い記憶、忘れたい出来事は、心の奥底にしまい込まれているために、癒しや解放が必要な感情や感覚が何であるか自分では明確にわからないこともよくあります。
幼い頃にできた思い込みは自然と生活に溶け込んでいてそれが思い込みとは気づきにくいものです。そして思い込みの原因となる出来事や体験、その体験から生まれた負の感情は潜在意識の中にしまい込まれているのでお一人で解消するのは難しくなります。
カウンセリングを通しカウンセラーと一緒に悩みと向き合うことで、今のお悩みの原因となるような過去の辛い出来事や体験が見つかりやすくなります。その体験や出来事をご自身がどう解釈し、どんな意味を持たせているかを自覚されることでお悩みの本質に気づかれることがあります。その解釈が本当に正しいのか、その過去の出来事には別の見方があるのではないかとご自身のお気持ちを深く考察し、内面からの気づきを得ることで過去の辛い体験や思い込みから自由になれます。その結果、気持ちがすっきりとし、自分らしく前に進む勇気や希望が湧いてくる効果が期待できます。
また、日常生活の中での相談では、相談した相手から話の途中で一方的に励まされたり、相談を受けた人の経験や他人の話を引き合いに出されて説得されたりして、「自分の悩みをちゃんと聴いてもらえなかった。」という歯がゆさや物足りなさでモヤモヤ感だけが残ってしまうこともあります。身近な知り合いの方に相談された場合も身近な存在であるためにご自分の気持ちを思うように説明できなかったりして、結局悩みが解消されないことがあるのではないでしょうか。
心理カウンセリングはまずクライアント様が話したいことをしっかり最後までお話ししていただくことを最優先にして進めていきます。
ご自身のお悩みやお気持ちを確実にじっくりと話そうとする中で気持ちの整理ができ、必要なことあるいは手放したほうが良いこと、自分の本当の気持ちや本当の望みなどに気づいていくことができます。そしてその過程でご自身のお気持ちが落ち着いていくことも期待できます。
オンラインカウンセリング 60分 5,000円
電話カウンセリング 60分 5,000円
対面カウンセリング 60分 8,000円
※対面でのカウンセリングをご検討の方は、対面カウンセリング のページをご覧ください。